2023/06/16 14:35
スモークツリーの季節です。
もうすっかりこの季節定番の花材ではありますが
スモークツリーは綺麗にドライになる物の見極めが難しい花材なのです。
出始めの頃は切り花で楽しむには良いのですが、ほとんどが綺麗にドライになりません。
ご自宅に迎えて飾っているうちにくしゃくしゃとしてしまう事がありませんか?
フワフワのまま残る物と、くしゃっとしてしまうものの見極めは難しく
私も時々、失敗した。。。となる時があります。
スモークツリーの制作物を見かける度に、これ大丈夫なのかしら?と心配になる事もしばしば。
作り立てはもちろん綺麗なのですが、長い間飾ってもらう事を考えると、どうしても気になってしまうのです。。。
ドライフラワーが市民権を得た頃よく聞かれたのが
綺麗にドライになる紫陽花の見極め方。
一言で言うと水分量なのですが、完全に私の感覚なので、当時も今もうまく伝えられません。。。
スモークツリーも同じで、スモークの先の水分量を気にします。
基本的にドライフラワーは素材の水分量でかわります。
ヒヤシンスやチューリップなどの水分が多いものは乾くとだいぶ小さくなるし、
バンクシアなどはほとんど大きさは変わりません。
スモークツリーはフレッシュな綺麗な色のものよりも、
少しスモーキーに色のトーンが下がり、先がふわっと乾いてきてるくらいの物を選んでみて下さい。
湿度の多い季節に入りぐっとドライの質が落ちる時期に、楽しめる花材のスモークツリー。
是非ご自宅に迎えてみて下さい。